陶芸体験クラス

1回目

まずは粘土を練ることから始めます。この工程は「荒練り」と呼ばれ、粘土の柔らかさを均一にしていく大切な工程です。次に土をひも状に伸ばし、巻き上げていきながら形を作ります。一段ずつ丁寧に仕上げれるように、紐の繋方や伸ばし方を丁寧に指導いたします。手で粘土を触りながら、形を作っていく楽しさを感じてみてください。形を整えたら、口の部分を切り揃え、なめし皮で仕上げを行います。

2回目

持っても変形しない程度に乾燥した作品を削り仕上げていきます。削りは、作った作品の高台を削り出します。また、高台以外にも底を削って全体の形と厚みを整えていきます。出来上がったら乾燥して800度で素焼きを行います。

3回目

素焼きができあがったら、絵付けや釉掛けをします。自分だけの色や模様を施し、作品に個性を加えていきます。乾燥後、窯に入れて1250度で本焼きを行います。高熱で焼き上げることで、釉薬が溶けて光沢のあるガラス状に仕上がります。

完成

本焼きができあがりましたら、ついに完成した作品とのご対面です。

皆それぞれ異なる個性を持ちながらも、誰もが創造力を秘めています。器用とか不器用に関わらず、創作においてはその個性が輝きを放ちます。 作業に没頭している内に、時間を忘れて気付けば2時間経っていた！という経験、「やっていて楽しい」それがもの作りの醍醐味だと思います。

一生懸命作り上げた作品を見た時、そこにはきっと今までにない喜びが待っています。この感動をぜひご自身で体験してみてください。